損か？得か？　　　［高速代・税金・洗車機]


　私のスマートは普通車登録です。車体の幅がわずかに軽四輪の規格を越えているので、軽自動車の登録ができません。（日本の軽自動車の規格に合わせたスマートKというのもありますが・・・。）
　ですから、高速代も税金も高いので損ではないか、とよく人に言われます。

　高速の料金所でお金を払うときよく、「これは普通車ですよね。」と確認されます。「普通車の料金で頂きます。」と念押しされたこともあります。係員の人に、普通車では料金の取りすぎ、という感覚を起こさせているのかもしれません。

　税金の差は大きいです（普通車29,500円　軽自動車7,200円　年間22,300円の差）。
　日本は税金などによる福祉・社会保障のための国民負担率が他の先進諸国にくらべると小さいそうです。それなのに、「税を払うこと」への国民の不満は高いらしいです（『シングル化する日本』　伊田広行 著　洋泉社新書y）。
　この本で伊田氏は、「税の使い道の透明性・信頼性を高め、政治への信頼を回復すれば、むしろ高い税金を払う方向への社会変革は望ましいことであると私は思うが、いかがだろうか。」と書いています。私もそうなってほしいと思います。もし、そうなれば私のクルマを見る人の、小さいクルマ→普通車登録→損、という発想も変わってくるかもしれません。

　私としては、スマートを買うときに、シルバーの車体に黄色いナンバープレートをつけたくないという気持ちもありましたし、また買ったあと、「これって普通車？」と人に驚かれることも多いので、普通車登録が気に入っています。たしかに税金はイタイですけど・・・。あと、正直なところ見栄を張っているというのもあるかな・・・。

　最後に、洗車機。私はよく自宅近くのコイン洗車場にある洗車機を使います。もちろん、大きいクルマと同じ料金が必要ですが、スマートは極端に車体が短いので、あっという間に終わります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2003. 5.18