超ショートホイールベース車の未来
・自由な動きのショートホイールベース電気自動車
燃料電池の登場で電気自動車も現実味をおびてきました。
電気自動車はおもしろそうです。エンジンと違ってモーターはタイヤのすぐ近くに設置可能です。だからそれぞれのタイヤを独立して動かすことができます。ステアリングも電気的に動かせば、クルマを斜めや真横に動かしたり、その場でグルリと回転させたりできそうです。
そうなると、車体の長いクルマでは困ります。全長と全幅があまりかけ離れていると、回転させたときに巻き込みの危険が増しますし、せっかく真横に動けても、それを生かすのがむずかしくなりそうです。そこで、どうしてもショートホイールベース車となるのでしょうが、その場合、直進性が犠牲となります。
スマートの直進性は素晴らしいものがあります。このレベルに達するには、技術的に相当難しいのではないかと思います。
むしろこのクルマは電気自動車になったときに真価を発揮するのではないかと考えます。(エンジンもいいですけどね。トルク感がすごくあります。)
・連結可能?
スマートの全長は2m56cm。この長さなら、クルマ一台の駐車スペースに二台置けそうです。今のところ、例えば四人家族でスマートを二台所有したとしたら、一度に家族全員で乗車することはできません。しかし、電気自動車なら、もしかすると、この問題が解決できるのではないかと考えます。
二台のクルマを連結して、モーター、ステアリング、ブレーキなどを連動させるためにコードをつなぎます。それぞれの動きはコンピューターが制御します。これで無理なくクルマ二台を連結して走れそうです。
別に家族でなくても友達や恋人どうしで連結可能なクルマを所有していたら、どこかで待ち合わせて、二台のクルマを引っ付けてドライブということもできます。途中でケンカになっても大丈夫。すぐにバイバイして一人で帰りましょう。
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