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 新庄がオロナミンC ?  [組織から人への時代の転換]


 最近、テレビを見ていて、私が驚かされたことの一つに、新庄選手のオロナミンCのCMへの登場がありました。
 なぜ、驚いたかというと、私の中に「オロナミンCのコマーシャルはジャイアンツの選手が出るもんやろー。」という気持ちがあったからです。実際、大村崑も、「オロナミンCは小さな巨人です。」って言ってたし。

 調べてみると、オロナミンCのCMには巨人軍の選手ばかりが登場してきていたわけではありません。
 (このCMヒストリーはこちら)
 ジャイアンツの選手以外にも、芸能人が出ていたりしています。

 しかし、それにしても、プロ野球選手であれば、今まで巨人の選手を使っていたわけだし、先ほどもあげた、「オロナミンCは小さな巨人です。」というコピーは、子供のころから私の頭の中にインプットされてしまっていて、簡単には修正がききません。

 それが、ここに来て、新庄選手のオロナミンCのCMへの登場です。

 私は、このCMを見て、衝撃を受けつつ、時代の転換を感じました。
 つまり、もう、組織よりも人の時代になりつつあるのです。いままでは、どこに所属しているかによって、左右されてきたもの(待遇、名声、評価など)が、その人個人のあり方に依存するように変化してきているのではないでしょうか。

 プロのスポーツ選手は以前から、所属先がよく変わる立場にある人たちです。このような雇用のあり方は、将来的に、一般の人々にもあてはまるようになるんじゃないのかなー、と私は思います。
 それにともなって人々の考え方も変化していくことでしょう。

 いまから、コツコツ自分を磨いて、準備していこうかな・・・、と思います(むずかしいけどね)。



 その他、参考URL
 http://www.shonan-rockets.com/column/2004/03/07.html


 参考文献
 「囲い込み症候群  会社・学校・地域の組織病理」 太田肇 著  ちくま新書324
 「 「才人」企業だけが生き残る」 井原哲夫 著  ちくま新書306
 「週末起業」 藤井孝一 著  ちくま新書427

   
                2004. 5. 7



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