モスキートマグネット購入記  その13
          (バナナで実験!)

 アカイエカに比べて、やぶ蚊(ヒトスジシマカ)の捕れる数が少ない。誘引剤と蚊の種類との相性の問題が大きいはず。
 
 『蚊学ノ書』(椎名誠 編・著 集英社文庫)に、バナナを食べるとそのにおいで蚊が寄ってくる、とC・Wニコル氏が発言しているのが書かれている。
 これを見て実験を思いついた。

 バナナは誘引剤として機能するか?バナナにやぶ蚊はよって来るか? ということを実験することにした。

 

 03. 8.18


 実験に使うのは普通に売ってるDoleのバナナ。
 これをとりあえず一本食べる。
 これはモスキートマグネットの蚊の吸い込み口付近。
 この一番先端の部分に誘引剤が入っている。
 上の白い部分から蚊は吸い込まれる。
 誘引剤をはずして、アルコールで内部を拭く。
 誘引剤のにおいをとって純粋にバナナで蚊がとれるかどうかを見る。
 バナナの皮を適当な大きさに切る。
 まるめて誘引剤を入れるところに押し込む。


 この状態で、14:30頃から18:00頃まで稼動させてみた。


 結果は・・・。
  3時間半くらいのあいだに5〜6匹ネットに入った。全部やぶ蚊だった。
 バナナでも誘引剤としての効果はそれなりにあるということがわかった。
  誘引剤を入れるところはガスの燃焼による熱い空気が送られているので、バナナはひからびてしまった。おそらくバナナでは3〜4時間稼動させるのが限界だろう。
 バナナでも誘引剤としての効果はあるが、そうすると3時間ごとにバナナを入れ替えないといけないので、いそがしい。


 次はくつ下が誘引剤として機能するかどうか実験したい。
             

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