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 楽しく読んで実力アップ!


 どんなことでもそうでしょうけれど、自分にとって楽しいことは、それをしているうちに勝手に身につきますね。
 ここでは英語の文章を読むということについて書きたいと思います。

 英文が読めるようになれるといいのですけど、例えば、いざ勉強となったときに、「マイク・スミスは高校生でカリフォルニアに住んでいます。」とか、「その郵便局はその消防署のとなりにあります。」とか、そんな文章を読まされても、「それがどないしてん!」と思ってしまいませんか?わたしはそうでした。

 英語の文章を読めるようになりたいけど、どうすればいいのかわからない・・・。そう思っていた私を『落ちこぼれのための英語術』(海老沢文子 著 講談社)が救ってくれました(こちらのサイトにもどうぞ)。この本の中に、Penguin readers が紹介されていました。

 このPenguin readers、何がいいかというと、英文は非常に簡単なのですが、内容は大人向けなのです。大人でも興味を持てる内容なので、引き込まれて読んでしまうということなのです。

 Penguin readersにはEasy stars からレベル6まで、各レベルに分かれており、それぞれのレベルに合わせてボキャブラリーに制限があります。例えばEasy starsでは200語、次のレベル1では300語です。

 このPenguin readersの存在を知ってから、私もこれにチャレンジしてみることにしました。どのレベルからはじめようかな?と思いましたが、一応、一番下のEasy starsからはじめることにしました。読む前は、いくらなんでもこんなのは簡単すぎると考えていたのですが、いまから思えばこれは不遜な考えで、一番下のレベルから始めて正解でした。

 一番最初に読んだのは、これ、"The Ghost House"でした。英文は超簡単。でも読み出したら・・・。これがドキドキするんです。しかも、感覚でわかってる!という感じがありました。頭の中で翻訳していない感じです。

 次に読んだのがこれ、"THE LONG ROAD"。感動して涙が出ました。たぶんカナダでは有名な話なんでしょうね。

 これらがきっかけになって英語を読むというのにどんどんはまっていきました。数えてみたら手元に50冊ちょっとくらい、このPenguin readers系(Penguin readers以外にもいろいろあります)の本がありました。あと何冊かは知人に貸しているので正確に今まで何冊読んだかはわかりません。もちろん途中でわからなくなって放り出した本も何冊かあります。
 たくさん読むということによって、頭の中で英語を日本語に変換せずに理解できる感覚、英文の順番で意味がつかめる感じ、そういうものが少し得られたように思います。それにつれて、リスニングもちょっとは上達したように思います。英語の語順で理解できる力が少しついたからでしょう。

 今はあまり読まなくなってしまったので、またチャレンジしていきたいと思っています。私の今の実力では、Penguin readersだったら、レベル2なら割と楽、レベル3ならちょっとつまりながらって感じですね。

 Penguin readers以外にも似たようなシリーズがあります。また、私のお勧めもありますのでよかったら見て下さい。

                                  2004. 1.22


                   
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